素形材加工の技術

日進PREVOでは、高度な金属加工技術を駆使し、様々な産業分野において高品質な部品や製品を提供いたします。金属の特性を最大限に活かし、耐久性、強度、精度が求められる製品に最適な加工方法でお応えします。
高品質な素形材加工を実現
アルミダイキャスト、密閉鍛造、鉄鍛造、ステンレス鍛造の技術を駆使し、高品質な素形材加工を実現します。
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アルミダイキャスト
減圧・局部加圧による内部欠陥の少ない高強度ダイキャスト
当社のダイキャスト工程は主に湯流れの向上、巻き込み巣の低減を目的とした減圧と引け巣の発生を抑える目的の局部加圧を合わせた製法で生産し、非常に過酷な使用環境にある自動車エンジンの機能部品を主力製品としたアルミ事業を展開しております。 -
密閉鍛造
バリが出ない。だからコストダウン
密閉鍛造とは、完成形状とほぼ同等の質量の材料のみを使用する鍛造手法です。通常の鍛造は、材料が型からはみ出すように質量を調整しますが、この方法だとはみ出した部分が「バリ」となり、後工程で取り除かなければなりません。密閉鍛造の場合、型から材料がはみ出すことがないよう質量をコントロールするため、バリの分の材料費をコストダウンが可能です。 -
鉄鍛造
鉄を打ち強度を高める「鍛造」
鍛造は 1200 度に加熱した金属(鉄)を、上型と下型によって圧力をかけ、成形する技術です。鍛造は金属に力を加えて形を変える中で、金属組織を強くできる特性があります。「鉄は熱いうちに打て」という言葉そのものであり、高温に熱して打つことで金属を鍛えながら形を変えるのが鍛造です -
ステンレス鍛造
大きな荷重を必要とするステンレス鍛造
ステンレスは一般的な鍛造に使われる鉄よりも硬度が高く、鉄に比べてより大きな荷重が必要となります。また、温度管理が難しく、シビアな温度管理が必要です。さらに金型の摩耗が激しくなる傾向があるため、品質の確保にはこまめな金型管理が必要となります。日進PREVOでは金型製作を内製しているため、設計から使用・メンテナンスまで一貫してきめ細かく対応可能です。